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やる気の出ない一日

2022/09/08 17:27jun
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あんまりお天気のスッキリしない東京です。それに連動してなのか、やる気の出ない、ドヨンとした一日でした。心配な事や悩み事、問題があるのはいつも通りなのだけれど、今日はそれらがいつにも増して大問題に感じられて、なおさら元気が出ない、そんな日でした。雨に降られても、外に出て歩いてくれば良かった。

午前中は在宅だった夫の早お昼の用意をするまで、届いたばかりの高校の同窓会誌を読んでいました。

同窓会の会長、同期のT君ですって。写真入りの巻頭言があったけれど、若々しい感じで髪もふさふさ。(夫がうらやましがりそう) 年はとったけど、変わらないね、とたたえてあげたい。

同窓生訪問は御厨さん。川野先生のことが書かれていました。川野先生から文Ⅲではなくて文Ⅰを進められて、川野先生が大学で学んだ先生の系統の人の部屋へ行け、というアドバイスがあったそうです。これが政治史のとっかかりになったのですね。川野先生に会えなかったら、今の自分は無い、と書かれていました。川野先生、当時の生徒はみんな尊敬し、憧れていたのでは、と思われるステキな先生でした。国会で法律が成立する要件を書け、という問題に乱闘と解答して、正解にしてくれた、と小田嶋さんはエッセイに書いていたけれど、そんな話は沢山あって、みんな川野さんの事を懐かしく、慕わしく思い出すのだと思います。学園紛争もあったのだけれど、4項目の要求に回答を書いたのも川野先生、と書かれていました。知らなんだ・・・校長先生だとばかり思っていた私。まあ私はノンポリの劣等生だったからね。

日比谷にあったラーメン屋さん、閉店のお知らせが以前の同窓会誌に出て居たけれど、今号には店主が亡くなられて、その追悼文が掲載されていました。急逝だったということ。すごく驚きました。私も何回か行ったことがありました。ジャズライブなんかも良くやっているラーメン屋さんで、私はライブで行ったのでした。卒業生のたまり場的な場所。改めてその人生をたどらせていただいた。きっと今頃はラグビーを楽しみ、アルトサックスを気持ちよさそうに吹かれていることだろう。どうぞ安らかに。

長男宛と私宛に同じ同窓会誌が2冊届く。長男には渡せないし、何より勿体ない。休止って、できるのだろうか? 事務局に今度聞いてみよう。

じっくり時間をかけて同窓会誌を読みました。御厨さんではないけれど、自分の核となるような時間、経験を積んだ大切な高校時代でした。かけがえのない、友と出会えた場所でもありました。懐かしい。そして年とったなぁ。しみじみ。


なんだかそれだけで一日が過ぎてしまった感があります。

明日は、もっといろいろやろう。

jun


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