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夜遊びの後遺症

2022/09/01 16:19jun
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昨日は、遅い時間までお芝居を見て、その余韻でお酒を飲みながらの食事をして、(夜の10時過ぎからの飲食なんて!!)帰宅してすぐに寝れば良い物を、日記まで書いてアップしておりました。・・・興奮していて直ぐに寝付けるわけもなくて、ベットでモゾモゾ、ゴソゴソしていて、気が付けば午前5時でした。そのまま起き出して、いつものように朝家事をしましたけれど、どうも身体がパキッとしません。当然ですね。それでも夜遊びしても、寝込まないだけ進歩したのだ、と思いつつ、今日は予定を変更して一日在宅でした。

本当は午後から隣の北区のホールで映画の自主上映会があり、それを見たかったのです。 矢嶋楫子(やじまかじこ)の生涯を描いた「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」という映画です。監督は日本最高齢の女性映画監督、山田火砂子さんです。山田監督は明治、大正、昭和初期と困難な中で活躍した女性達を今まで何本も映画化されています。私も何作品か拝見していて、今回も是非見たい作品でした。上映会の日程を調べたら、10月にやはりお隣の文京区のシビックホールで上映会があるようなので、無理はしないでそちらに行くことにしました。
 男尊女卑の九州で酒乱の夫に三下り半を叩きつけて上京してきた矢嶋楫子。小学校の教師になり、アメリカ人の宣教師と知り合い、女子学院の院長になります。(女子学院って今もあるのです。多分女子の御三家みたいな学校だと思います。) 女性解放運動にかかわって、参政権獲得や廃娼運動などにもかかわって、89歳の時にはワシントンの平和会議に出席して演説したそうです。矢嶋楫子はもちろんですが、私は山田監督のパワーも素晴らしいと思っています。現在90歳の監督。人を生かすものは何なのか。とにかく10月には絶対見て来よう。

家で午後は読書していました。ゴルフ仲間のAさんお勧めで夫も読了した本「第三次世界大戦はもう始まっている」という本でフランス人の歴史学者エマニュエル・トッドの著書です。今回のウクライナ戦争に関する考察なのだけれど、フランスでは出版しなかったそうです。冷静な議論ができないから・・・読んで行くうちになるほどなぁ、と納得しました。ヒトラーの暴走を許したミュンヘン会談になぞらえるよりも、アメリカの裏庭キューバにソ連が核ミサイルを設置しようとしたキューバ危機になぞらえるべきだ、というのも腑に落ちました。日本のメディアなどからの情報だけではなく、地理や冷戦時代からソ連崩壊、その後の歴史などから多面的に理解したいと思いました。つい先日、ゴルバチョフが亡くなったのも大きく時代が変革する象徴のように感じました。ロシアはどこへ向かうのか。今週中に読んでしまいたいです。

さて、そろそろ夕食の準備に取り掛かりましょう。

jun


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