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やろうと思った事とやった事

2022/07/15 17:23jun
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今日は、予定ではゴルフだったのだけれど、これは早々と昨日のうちに天気予報を見て、キャンセル。昨晩の予定では、15日なので銀行に行って、出たついでに映画を見て来よう、なんて思っていたのだけれど、時々激しく降る雨に出足をくじかれて、1歩も家から外出しない一日を過ごしました。元気も無くて、家事も最低限。うだうだ、ごろごろ、だらだらと過ごしておりました。

夫もずっと在宅でしたが、彼は寝室の机に向かい、書類に目を通したり、調べ物をしたり、誰かに連絡したり、と仕事?をしているようでした。

夫にお構いなしで、マッサージチェアで午前中からうつらうつらとしていたけれど、気分を変えて、お昼からは本を読みました。以前に読了していた上原隆「喜びは悲しみのあとに」人生の転換点、絶望、どん底から、パッと流れがかわるその瞬間、その出来事が書かれている短編集。いつ頃購入したのかは忘れてしまったけれど、今読み直して改めて共感したりしました。
絶望の後の喜び、今自分はまさにそんな時をすごさせてもらっているのではないか。2度の癌と大病。病気は耐えられたけれど、それ以上にしんどかったのは会社を継承させることと、家庭でも会社でも、ずっと社長で居続けた夫との生活でもあったのでした。逆転満塁ホームランみたいに病気が契機となって、今の生活にたどり着けたのだから、ターニングポイントってあるのだなぁ、としみじみ感じたりしました。こうして一日中、さしたることもしないで、本を読んでいられる・・・これが幸せじゃなくて何だろう。ありがたや~~! と益々だらけて日がな一日過ごしました。

読書のついでに本も買いたくなりました。小田嶋隆、人生最初で最後の小説「東京四次元紀行」 キンドルで買おうかとも思ったけれどペーパーバックにしようかな。文字通り、人生の残り時間を意識した時に、彼は最後の仕事、小説を書きあげて、出版して、人生を終えたのでした。残り時間に何を為すべきか・・・なすべきことをやりおおせて旅立った彼は、あっぱれだったと感じます。
何を成して、人生を終えるのか・・・しがない主婦にも為すべきことがある・・・そうも思った午後でした。

あっ、でも不用品処分や通帳整理じゃないからね。念のため言っておきます。ダーリン。

jun


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