市制60年を記念して兵庫県の高砂市で1日に開かれた「ご当地博」で、全国のゆるキャラが集う会場に、千葉県船橋市の非公認キャラ「ふなっしー」の“偽物”が現れ、不審に思った高砂署員に取り押さえられる騒ぎがあった。 イベントは同市の主催で、ゆるキャラは熊本県の「くまモン」など47体が出演。ただ、「ふなっしー」は日程が合わず、オファーを断っていたという。 同市によると、同日正午ごろ、偽物は会場で20〜30人の子どもに囲まれていたが、ステージ上のご当地アイドルに「ふなっしーだ」と指さされると、慌てて駆けだしたという。会場外に出たところで警戒中だった高砂署員に取り押さえられた。 高砂署によると、着ぐるみの中にいたのは自称加古川市の男性で、「母親の勧めで、自分の子どもを喜ばせるために着ていた」と話しているという。著作権の問題がないかどうかなどについて、同署は2日にも男性から任意で話を聞く予定。 トレードマークのジャンプや甲高い声は発していなかったというが、目撃した女性は「記
念撮影に応じて、転げ回ったりもしていた。まさか偽物だったとは…」と驚いた様子だった。(井上太郎) http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201406/0007014297.shtml