歌舞伎座から、開場式への案内が届く(実は、株主の特権なのですが)。本公演は4月2日が初日だが、3月27日または28日のご招待。前の歌舞伎座の解体建て替え工事が始まって以来2年11か月で完成となる。
この2年11か月の間にもいろいろなことがあった。手元に映画「わが心の歌舞伎座」のチラシがあるが、ここに名前の載っている人々のなかでも多くを失ってしまった。中村芝翫様、中村富十郎様、そして記憶にも新しい中村勘三郎様、そして市川團十郎様。本当にさみしいことである。一方、市川猿翁さん、市川猿之助さん、市川中車さんたち、そして新勘九郎さんの襲名などもあった。他にも、様々あったことだろう。
世の中、移ろって行く。歌舞伎などの観劇も、母や今は亡き父と行ったことを思い出す。楽しい時であった。
歌舞伎って古典芸能などと呼ばれていますが、実は現在でも斬新で楽しいものなのです。もし、これを読んでくださった方がいれば、ぜひ機会を見つけて観ていただきたいと思います。
そして、世界すべての方々が、平和のうちに楽しい日々を送ってくださいますよう、心から願っています。