新会堂で初めての、昇天者記念礼拝でした。亡くなられた方の写真がスクリーンに映し出され、ご遺族、教会員の方たちが、私の両親です、などと思い出話しなどをされました。先人の方たちの信仰の歩みが、教会の歴史と共に甦るようでした。自分の重荷、十字架を背負い、日々懸命に聖書を頼りに歩ききる人生。皆さんの真摯なキリスト者としての姿勢が胸に迫りました。

礼拝には、蜂屋さんも来て下さっていました。蜂屋さんが是非置きたい、と希望していた椅子が届いて、設置されていたからです。会堂への入り口、正面階段の踊り場に1脚置かれていました。蜂屋さんは説明のパネルを用意されていました。何故、教会にこの椅子を置きたかったのか。

名古屋の大学で教えるようになって、愛知県刈谷市の家具メーカー(刈谷木材からのカリモクなのだそうです)と仕事でかかわりがあり、そのご縁で知り合った作家さんの手がけた椅子でした。教会の仕事を引き受けて下さった頃、設計者としての蜂屋さんの想いに共鳴して、こんな風にみんなが集える椅子があったらどうか、という提案をして下さったのだそうです。蜂屋さんと同い年のその方は、昨年の12月に病気で亡くなってしまわれたのだそうです。
昇天者記念礼拝の今日、蜂屋さんが来会されて、椅子を置き、パネルを掲示した、その気持ち。完成した教会も見て欲しかったでしょうし、意図した通りに皆が集う場に置かれた椅子も、見せたかったことでしょう。シンプルで美しい椅子です。そして可愛らしいフォルム。あら、素敵な椅子!　という声が上がっていました。



礼拝から帰ってお昼をいただきました。
夫作のラーメンです。

  

すごく美味しく出来ていてビックリしました。使ったのは半生の豚骨ラーメン。
上手くできた秘訣は、時間も、水の量もきちんと測ることなのだそうです。


礼拝に行く前に、私は銀杏の始末をしました。

  

ざるに広げて、今はベランダで乾燥中です。
夫が朝のウォーキングで拾ってきてくれました。
今年はこれが最後でしょう。お酒のお供にして、お出ししますよ、ダーリン。

さて、そろそろ食事の準備を始めましょう。