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開かずの踏切

2023/07/05 16:14jun
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今日は祈祷会の日。いつものように家を出たのに10分くらい遅刻してしまいました。
踏切が開かなかったのです。東武東上線とJRの埼京線などが、かなり頻繁に通過する踏切なのですが、今日はどうしたことか、延々と開きませんでした。かなり遠回りになるけれど、地下道のあるところまで移動して、そちらを通ることにしました。そしたら、地下道のある道路では車が渋滞していました。車は・・本当に気の毒でした。どうしちゃったのでしょう。

この地下道は、私が中学生の時に完成したのです。それまでは、踏切で足止めされた生徒が大挙して遅刻、なんてことが多々あったのでした。当時は貨物列車も走っていて、本当に開かずの踏切でした。

今日はJRでもトラブルがあり、東上線でもトラブルがあって、長時間、遮断機が下りたままになってしまったようです。

遅刻してしまったけれど、祈祷会には行けて良かったです。今の教会堂で開く祈祷会は今日が最後でした。昔、この教会で信仰を得て、今は牧師さんになられた先生も、今日はいらしていました。9日の日曜日が最終礼拝なのですが、牧師さんはご自身の教会があり、今日の祈祷会にお別れにいらしたということでした。

60年近い歳月の重みを感じました。バラックからスタートして、会堂を新築して、教会を支え続けたひとりひとりの信徒の皆さんや、牧師先生たちの歩みに思いを馳せました。今日いらした先生のお話にも感動しました。現在の立ち位置、生活、人間性、すべては一朝一夕にたどり着けるものではありませんね。
人は生きてきたようにしか、年を重ねられないし、生きてきたようにしか死ねないのかもしれません。いきなりイヤな人間になるわけでもなく、突然豊かな人間性にたどり着けるわけでもない。これは厳しい現実です。残り時間の方が少ない人間にとってはなおさらです。

わが身に置き換えると、欠点だらけの私は、このまま年を取り、生きてきたように年をとって、なんとも残念なお婆さんになっていくのかな・・なんてため息が出ました。でも、希望もありました。人間は変われるのだ、ということを力強くお話して下さいました。いつでも、いくつになっても、人は変われる・・・それは毎日を生きる力になります。そしてその礎になるのは信仰です、というご自身の経験に裏打ちされたお話でした。

老害なんてことにならない自分たちでありたいです。
まずは今、どんな自分たちなのか。日々振り返り、正しく導かれるように祈りながら生活しよう、と改めて思った祈祷会でした。

中学に通っているときは、なんとも思わなかった地下道でしたが、今日はあって良かったな、と思いました。

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#2 jun2023/07/06 17:12
早瀬 雅さん

今日は。私が足止めされた踏切は以前、小さな女の子とそのお母さんが遮断機をくぐって渡ろうとして、二人とも亡くなってしまった、という大惨事があった踏切なのです。道路にはデカデカト遮断機が下り始めたら渡らない。危険。と書かれています。だから、渡ろうとする人は居なかったのですが、地下道まで迂回する人はたくさん居たように思います。ただ、ちょっと離れているのです。ご高齢のお爺さんやお婆さんは、ため息つきながら待っていらっしゃいました。

早瀬さん、ドキドキしましたね。何事も無くてとりあえずは良かったけれど・・・もうイヤですよね。夫の実家のそばには、遮断機も無い踏切があります。列車が通る本数もすごく少ないようなのですが、初めて見た時は、本当にびっくりしました。
#1 早瀬 雅2023/07/06 13:16
こんにちは。
数年前にうちの近所の踏切も故障か何かで遮断機が上がらなくてバイトの時間に遅れてしまうので仕方なく左右確認をしっかりして踏切を渡ったことがあります(つд`)

その時、小学三年生くらいの男の子が居たのですが大人として悪い見本みたいに見えてないか心配にはなったけど、バイトの時間が気になってつい渡ってしまいました(つд`)

地下道があれば便利なんですけど、住宅街で地形的にも地下道を作るような場所じゃなかったのでそのまま遮断機をくぐるしかありませんでした(つд`)
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