ご近所のTOHOシネマズ池袋で映画「国宝」を見てきました。
まず大人気のようです。お昼の12時代も、午後2時代も早々にsold out。 漸く買えたのは午後4時代で、しかも空いている席は最前列の1つだけでした。それでも良いので購入しました。ちょっと驚きでした。
3時間の長い映画でしたが、見入ってしまいました。映像の美しさと吉沢亮さんの演技に圧倒され、長さを感じませんでした。
歌舞伎の演目は曾根崎心中 日舞は二人娘道成寺と鷺娘・二人藤娘・連獅子でした。私はずっとずっと昔、子ども時代に日本舞踊を習っていたので、道成寺や藤娘、連獅子などは懐かしかったです。毛振り・・・先生と一緒にやったなぁ、なんて。
それにしても、吉沢亮さんと横浜流星さんの日舞は映画ならでは、美しく撮影されていて迫力がありました。
人間国宝というと、私は高校同級生オケイの日舞のお師匠さん寿南海(としなみ)先生を思い出します。オケイの舞台を見に行くと、小柄な寿南海先生がちょこんと椅子に腰かけて楽屋にいらしたのを思い出します。オケイの舞踊家としての精進は高校時代から間近で見てきたのですが、趣味とかいう領域を超えてのめり込んでいるように感じた物でしたが・・・人間国宝の寿南海先生にお稽古をつけていただける舞踊家なのだから当然なのですね。今日の映画を見て、オケイってすごいんだ!!と改めて感じたりしました。
原作も読んでみたくなりました。オケイはもう見たかしら? もし見ていたら講評、感想なども聞いてみたいです。
ちょっと時間は必要ですが、私も推薦します。チャンスがあれば是非!!
涼しい夜の池袋、映画の余韻に浸りながらのんびり歩いて帰って来ました。
お休みなさい。