チョーナンが独り暮らしする部屋の鍵を手にしたのは7月半ば。
平日は帰宅するとゲーム。荷造りなんぞしやしない。
翌週 父親が車を出してくれるという日も
荷物さえまとめておけば ごっそり引越しできたのに
家電選びで遅刻して父親を待たせ
運んだのはテーブルやテレビ台といった大物のみ。
今日が引越しだと7月末に宣告したら、冷蔵庫がなく
食費がかかってやっていけないから
一週間延長で住まわせてくださいという。
その一週間、チョーナンが昼食の弁当を作ったのは2日だけで
あとは結局 外食や買い弁で過ごしていた。
最終期限 独立の約束の8月3日。
強烈な事実が発覚。
入居の際に7〜8月分の家賃は私のほうで支払い済みで、
もう向こうに住むのだから生活費も納めなくていいよ、
その代わり 浮いた分で絶対に必要なものを揃えたり
引き落としに備えて口座にお金を残しておくよう告げておいたのだが。
7月の給料はまるまるチョーナンの手元にあった。
7月25日にもらった給料が
8月3日の時点で 8千円しかない と言う。
は?
うちで夕飯食べてたのに?
確かに自転車を買ったり、買い物でお金を使ったのはわかるけど
10日で10万以上消えるって一体・・・・
変なことに巻き込まれたり、ギャンブルや借金をしていないか心配になったが
妙なことにはなっていないそうだ。
使途の明瞭なもの10万。 使途不明金 4万。
ほとほと呆れ果てた。
これ以上 滞在の延長は認めないと決めていたので
できる限りの食材、食料、米をもたせてやっとこさ追いだした。
しかたないので今月に限り おかずは手を貸してやることにしている。
昨日は残りの荷物を取りに来ていて
話があるといって私の帰宅を待っていた。
7月分の電気とガスの請求書がきたんだけど〜、
明細で総額2000円しないくらいで〜、
なので ちょっと貸してください。
お金はありません と突っぱねた。
神妙に丁重に申し入れているように見えるけど、
いつまでに支払うものなの? →封筒開けてないのでわからない
そー 止められちゃえばいいんじゃない?
ま、そんなすぐには止まらないから来月の給料で払いな。
君、ネットバンク開設したでしょ?
→やりかたわかんなくて開設してない
そー 残高分を引き出さなくても現金のように使えるカードは
一生懸命 説明きいて作ってきたのにねえ。
ま、コンビニでも払えるだろうからいいんじゃない?
持病の受診をして 財布の中身は残り3000円。
飲食は 努力すればお金がかからずやっていけるようになっているんだから
平気平気。
てか 好き放題 風呂のマットとか外付けハードディスクとか買ったんだから
顔面蒼白になるような痛い思いしなくちゃ身にしみないだろう。
で、チョーナンがこんなんなったのは
激甘やかしで育てた結果で 全部私と父親と周囲の大人のせい。
今のうちに、できるだけ早目に自立して自律心を育んでおくれ。
がんばれ。